「餃子の王将」と「大阪王将」がありますが別の会社が経営しています。
え、そうなんですか?
元々はのれん分けの関係だったのですが、とある理由により別のチェーン店として展開されることになったんですね。
喧嘩別れとかですかね。
「餃子の王将」と「大阪王将」が別のチェーン店として展開されていくことになった理由などご紹介します。
よろしくお願いします
「餃子の王将」と「大阪王将」が別のチェーン店として展開されていくことになった経緯
最初は「餃子の王将」が京都を拠点に1967年に1号店を開店しました。そして、その2年後に「大阪王将」が大阪を拠点にチェーン店を開始し、元々はのれん分けの関係でした。
「餃子の王将」の創業者である加藤朝雄氏が親族である文野新造氏に1969年にのれん分けの形で「大阪王将」の開店を認め、大阪を拠点とするチェーンを開始していきました。
だがしかし、「大阪王将」が京都府へ出店し、一部で「餃子の王将」の名前を使っていたことで「餃子の王将」が「大阪王将」を相手取り、商標をめぐっての訴訟を起こす事件に発展しました。
最終的にはすべての店舗を「大阪王将」の名前に改めることで和解が成立したというわけです。
「餃子の王将」とは?
「餃子の王将」は株式会社王将フードサービスにより展開されている餃子をメインとした中華料理のチェーン店です。1967年12月24日に創業者の加藤朝雄氏が京都市に1号店を開店し、京都を拠点に展開され、外食事業を中心に低価格で食べられる中華料理店として展開してます。
安くて、早くて、美味しい中華料理が食べられるということで人気があります。「餃子の王将」のロゴマークは赤い背景に白字で「王将」と書かれたものです。
焼き餃子が主力メニューで少し焼き目がつく程度であるのが特徴です。餃子の材料は国産の豚・キャベツ・ニラ・にんにく・生姜・小麦粉を使用しており、ニラを使っているのが「大阪王将」との違いでもあります。
また、「餃子の王将」ではにんにくが入っていない「にんにくゼロ生姜餃子」というメニューを提供しています。にんにくが入っていないのと通常の餃子の約2倍も生姜が入っているのが特徴です。
「大阪王将」とは?
「大阪王将」は株式会社イートアンドホールディングスにより展開されている、「餃子の王将」からのれん分けされた餃子をメインとした中華料理のチェーン店です。1969年に文野新造氏が大阪市に1号店を開店し、大阪を拠点に展開しています。
外食事業と冷凍食品事業にも力を入れており、冷凍食品の「大阪王将羽根つき餃子」などは特に人気の商品となってます。「大阪王将」のロゴマークは赤い背景に白字で「大阪王将」と書いたものですが、黄色い背景に黒字であったり、白い背景に赤字などバリエーションが多くなっています。
メインとしているメニューは焼き餃子だけではなく水餃子も展開しているという特徴があります。
「餃子の王将」の焼き餃子はしっかり焼くタイプで表面がこんがりきつね色であるのが特徴で、餃子の材料は国産の豚・キャベツ・にんにく・生姜を使用しており、ニラが入っていないのでさっぱりしています。
「大阪王将」ではすっきりした味の水餃子やスープ餃子など変わり種の餃子が多数あります。
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